遺族支え愛ネットについて｜NPO法人遺族支え愛ネット

遺族支え愛ネットについて

私たち遺族は、２００９年１２月にNPO法人を設立し、大切な人を亡くした体験をもつ会員と共に、以下の３つを中心に活動しています。

遺族同士の分かちあい、情報交換を通して、一人ひとりが少しでも元気を回復し、これからを輝いて生きる意欲を取り戻せる、多様なサポート活動を実践しています。

会の活動を様々な機関や医療・教育関係、各メディアに発信し、グリーフサポートの会やターミナルケアの病院研修会などに、体験談を語る講師の派遣を行います。

遺族同士が支えあう場を提供し、講演会、研修会、音楽会、見学会などの企画・運営を実施。
また「地域ミニ・さろん」を企画・運営。各地域の見守り活動、情報交換のネットワークづくりを目指しています。

かけがえのない大切な人との死別体験は、大きな悲しみとストレスに襲われます。

沢山の涙を流すこと。時間の経過。加えて同じ体験者同士の分かち合いが必要だったと、回復期にある多くの遺族は感じます。

一人ひとりが遺族支え愛ネットに所属する誇りと喜びを感じながら、相互扶助的な役割を果たし、更にはささやかでも体験を活かして社会でお役に立てる喜びを共有し、心身ともに輝く新しい「幸齢者（こうれいしゃ）」像を目指し、牽いては介護予防へも繋がっていくNPO法人でありたいと考えます。